2017年03月07日

あつらえ写真が撮りたい

 
小林せかいさんの「未来食堂ができるまで」を読んだ。せかいさんの考えがめちゃ響いた。

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未来食堂のコアメッセージのひとつが「あなたの“ふつう”をあつらえる」。

あるお客様にとって”特別な”一品として提供したものは、同時に誰かの”ふつう”でもある。

「今日はちょっと甘い卵焼きを食べたいなぁ」、と思っているお客さんに提供する卵焼き。それは、それを望んでいるお客さんにとっては”特別な”卵焼き。でも、あえて望んでいない人にとっては単なる”ふつう”の卵焼き。

「撮影させて頂いた方の”ふつう”をあつらえた写真」

が自分が撮りたい写真なんだなと強く思った。

たとえば、自分は子供が泣いたりしても、それが怪我とか痛くて泣いているとかでなければ、なんらスタンスを変えることなく撮り続ける。残るのは、オシャレとかかわいいとかとは全然別物の、子供が泣いているというごくごく平凡な”ふつう”の写真。でもそれは、ある人にとっては、わが子が泣いている”特別な”写真。

誰が食べてもおいしいと思う高額な”ふつう”の食事、ではなく、ある人が食べたいと願っている高級ではない”特別な”食事、未来食堂はそれをあつらえとして提供する食堂。

自分に置き換えると、誰がみてもパッと見、オシャレ、カワイイ、カッコイイなどの印象が強い、いろいろ手間をかけた”ふつう”の写真ではなく、パッと見はごくごく平凡で”ふつう”だけど、ある人にとっては”特別な”写真、そんな撮影を希望してくださった方へのあつらえ的な写真をお渡ししたい。

今日は「よちよち歩きができるようになった今の時期の写真を残したい。」というママさんの要望を頂いての撮影。なんら準備することもなく、待ち合わせ場所で落ち合って、状況に合わせてパシャパシャと撮った、子供が歩いている平凡で”ふつう”の写真。

でもこの写真は、自分が、ママと子供に対して”ふつう”をあつらえて撮った”特別な”写真、であることを感じてもらえると嬉しいな。
posted by すまいるクロス/みなかた at 18:22| Comment(0) | 活動理念
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